02/07の日記
21：32
戦闘
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ガッ。という鈍い音が辺りに響いた。
ジェインは鞘に収まったままの刀で相手の攻撃を受けると、相手の刀を滑らすように払い、ガラ空きになった鳩尾に鞘の先を素早く叩き込んだ。
「ぐはっ…！！」
モロに鳩尾に攻撃を食らった相手は、体をくの字曲げ、数歩後ろに下がった。
そして膝から崩れ落ちた。
それを最後まで見届けることなく、ジェインは背後から斬りかかって来た、また別の相手に反応すると、体を捻ってその斬撃を避ける。
続いて斜め下からジェインの顔目掛けて振るってきた相手の攻撃を目前で受ける。
目前に切っ先がジェインの眼球へと迫るが、それを力任せに押し返すと、僅かに体勢の崩れた相手の、今度は喉を突いた。
「っﾞ…！！」
喉を突かれた所為で呻き声すら挙げられなかった相手に、ジェインは容赦なく第ニ撃─脇腹に回し蹴りを入れると、相手を蹴り飛ばした。
そうして最後の相手が地面に倒れたところで、ジェインはふう。と息を吐いた。
「さて、最後はお前だが…どうされたい？」
ジェインはそう言うと、不適にも口角を吊り上げた。
帽子の下から見え隠れする視線に、相手はたじろぐ。
「俺の仕事邪魔しておいてタダで済むと思うなよ…」
戦闘
急に書きたくなったシリーズ(?)第二弾
本編でもあまり闘うシーンって、書いてないんで
だからか余計に書きたくなって…
格好いいシーンにしたかったけど、上手く書けたかは自分じゃ分からん
読んでいる方に戦闘のスピード感とか、緊迫感とか伝わるように書いたつもりなんですが…どうでしょう？
戦闘シーンって書くの難しいですね
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