イナズマイレブン


独占欲
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「っ…俺は、バーンの"もの"
じゃないよ」

首元を甘くだが噛んでいる
うちに、血が滲み出る。
バーンはそれを嘗めとると、
再び首元に顔を埋めた。

「"もの"じゃなくて、…」
「……」
「恋人でしょ?」

そんな事を言われたバーンは
思わずグランの首元から離れ、
彼の顔を覗き込む。
グランは頬を真っ赤に染めて
目線をバーンから逸らしていた。

「あんた、自分で言っといて
顔真っ赤だぜ?」
「……」

そう言われた際には黙り込んで
しまった。
バーンはそんなグランに
深く口付けてやった。
濃厚で甘く蕩けるようなキス。
グランは脳内が痺れるような
快楽に落ちていった。

「バーンっ…口の中、甘い…ッ」
「…ん、そうか…?」

先程バーンが食べていた
チョコの味が、二人の口内を
侵していく。

甘い甘い濃厚な一時に、
グランは身を任せていった。




『俺以外の男を見るんじゃねぇ』
『じゃあ俺がバーン以外の他の
男を見ないように…束縛して?』



END...



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