猫道通路

□初めて
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「おい、ヅラ 「ヅラじゃない、桂 もしくはあなたでもかまわんぞ」

「死ね。」


「こんなこと言いたいんじゃねぇよ、俺は。ヅラ相談がある。」








  初めて






ヅララムのラブソング

放課後の屋上で部活をさぼり?の高杉が相談があるといって
俺を呼び止めた
最初は愛の告白かとおもったら


「どうしたらいいとおもう、土方のタンプレ・・・」



そうではなかった
少しがっかりだったような
まぁでもほっとした
昔の高杉だったら絶対誰にもタンプレなんてやらないいだろう


「晋助が土方にあげたいと思うものをやればよかろう。」


「そんなんわかってらぁ、もうさがしたよ・・・。」


「では・・・「けどみつからなかった、だからきてるんだろう。」


「どうしたらいい」



命令口調な大人びた俺の彼女(けど男)
左目に包帯をまいた魅力のある自慢のひと
あの煙草くわえてるところなんて
絶対領域だ


「なんなら、帰り一緒に行ってやってもかまわんぞ」


晋助が煙草を口から離して煙りをはいた

「 お前と?」


ギロッっとこっちをみてきた
その目も気に入ってる





「・・・・まぁいいか、仕方ねぇな行ってやるよ。」


少々間があったような気がするのが
きにない


ツンデレな彼のデレのお言葉をもらった
かわいい奴め

「いつぐらいに終わるんだ。」


「いつでもいいぞ。晋助との買い物だ、部活ぐらい休む」


晋助はニヤッっとした

「ヅラぁテメェもやるようになったな、あとキモイ表現にすんな。」

叱られたが晋助の顔は少し紅かった
その顔にこっちもにやけてきた



高杉side


ヅラが職員室にいって部活を急遽休むと伝えにいった
昔から真面目だなアイツは
俺だったら無断で帰るぞ ククッ


「またせたな晋助。」

相変わらず長髪うぜぇ
この堅苦しい言葉もだ
なぜこんな奴スキになったんだろう

「遅すぎだ。なんかおごれや。」


今日の買いもんはただ付いてきてほしいわけじゃない
てかそんなこと思ってる自分も気持ち悪いと思う
目当てはたかり
こいつバイトはしっかりしてるしそこそこはあると思い
考えていた俺が馬鹿だったのかもしれねぇ

こいつの性格を忘れてた


「なにを言ってる晋助!学校に財布は持ってきてはならぬぞ!」

「は?」

「だから取りに帰るのだろう」


顔がひきつっていた

こいつ馬鹿か?!普通の高校男子だったら持ってるだろうが!?
はぁ・・・面倒なことになったな








学校をでる時、土方に会った


「よぉ、しんすけぇ。またサボリか?ほどほどにしとけよ。」


悟られるな


「あぁ・・わかった」


帰ろうとした時だ
邪魔がはいった



「あれぇwヅラぁ!テメッ!人にはサボるなとかいっといて堂々とサボってんじゃ
ねぇよ!」

「ヅラじゃない桂だ。俺はちゃんと先生にいってある」

なんか本当に面倒になってきた
このままヅラをおいて一人で買い物するか・・・・


「ところで二人でどこ行くんだ?」


土方がヅラに質問した
やばい ばれる



「晋助と俺の家ぇ・・いだっっぁぁああだっっつつぁぁあああああいたいイァタタタ!!!!」

俺はそのままヅラのヅラをひっぱって走った
気づかれそうだった 間一髪・・・



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