拍手小話

□スラダンの小話
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☆洋平拍手☆

大人の味

「ねぇ〜キスの味ってさ本当にレモンなのかな?」

って君は言ってるがお前なかなかキスさせてくれないじゃねぇか。
ベタベタくっついてくるくせにいざキスしようとすると恥ずかしいとか言ってホッペとか別の場所にキスさせる…そっちの方が恥ずかしいでしょ。

「じゃぁ…してみたらどう?」


と言うとすぐに俺の側に寄ってきて抱き付いてきた。

「洋平はレモンって感じする…」

「んだよそれ…じゃぁお前は何味だよ」


「んー分んないや☆」
とてへっと笑うあいつに俺はったく…と呟き俺はあいつにそっとキスをした。


静かな部屋にちゅ…ちゅとリップ音が響く。
そしてちょっと名残惜しく離れていった。

「っ…はぁ…息できなかった…」


「馬鹿だな…鼻でしろよ(笑)で、レモンの味したか?」


と笑いながら聞くとしかめた顔していた。

「しない!苦い味したよ!」


「そりゃあな(笑)コーヒー飲んでるから」

とあいつを撫でながら飲みかけの缶コーヒーを見せた。
「うーコーヒー苦いから嫌い!匂いは好き」

「んだよそれ…っつかそんくれぇ飲めろよガキんちょ」

とあいつのホッペを抓った。

「むぅ…ガキでいいんもん!ガキだからこうやって洋平にギューしてもらえるんだもん」

と拗ねて俺にしがみついてきた。

「そんなのいつまでもしてやるさ。だから少しお前はは大人になりな」

とまた優しくキスをした。


「ん…洋平は煙草の味がするって思ったのになぁ…苦いのは一緒だけど」


「俺は真面目なの」


「嘘だぁ(笑)でも洋平がタバコ吸ってるのカッコいいかも…でもまだ吸っちゃダメ」

と俺の顔を抓った。

「だからしてないから離せ…ヤっちまうぞ」

とちょっと低い声で言うとすぐに離した。
バーカ何びびってんだか(笑)バカバカ言って怒るがそんな可愛いことしたらガマンできねぇじゃん!

「大人の味もっと楽しむ?お子様…?」


と耳元で囁くと

「…お子様だから大人の味気になるかも…恐いけど」

とギュッとしがみついてきた。

可愛い君に大人の味を教えてあげる。

☆終わり☆



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