BLEACH Long

□The usual morning
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【いつもの、朝】


「おっはよーございまぁす!!」

朝。

元気良く出勤してきた松本を、日番谷が待ち構えていた。



「…松本。今、何時だ?」

「え?10時ですよ?」

日番谷の低く、怒りの篭った声も気にとめず、松本がさらり、と答えた。

日番谷の追及はまだ続く。

「出勤時刻は何時と決まっている?」

「…9時じゃあないんですか?」



「!!――分かってんなら、何でその時間までに来れないんだ・・・?」



「えぇー!!9時出勤なら、10時って決まってますよぅ」


これには日番谷も呆れるしかなかった。

「お前は外国人か!?」





そんな声が、隊首室から今日も良く響く。

・・・松本副隊長は今日も遅刻したのか。なんて思いながら、私はせっせと雑務をこなす。




ここは十番隊隊舎。




隊長は尸魂界きっての天才児、日番谷冬獅郎。

副隊長は尸魂界きっての妖艶美女、松本乱菊。


今日も、新しい一日が始まる―…。
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