with love

□mirror
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+おまけ。


そうして、ベルちゃんを撫でていると、珍しく言い淀む男鹿に出会った。

「…俺も、まぁ、その…なんだ、うぅ……っ…」

けど、そんなことを考えている場合じゃないのかもしれない!

「"う"?…傷が痛むの!?そう言えば顔も赤くなってるし、やっぱり今日は安静に「ダァアーッ違う大丈夫!全然大丈夫だ!!」
「…本当に?」
「お、お前に嘘吐いたって仕方ないだろがっ。」

見れば見るほど頬が赤くなっていってるけど…大丈夫なのかしら?傷口が熱を持ってるんじゃ?
いや、でも男鹿は大丈夫って言ったわ。それに、強くなりたいとも。

「わかったわ…でも、傷口開いたらさすがに言いなさいよ。」
「…わぁーってるよ。」

なぜか不貞腐れたような投げやりな返事だけど、それでも、こいつは嘘を吐くやつじゃないから。
そう思って勢いよく腰をあげれば、隣りの男鹿も立ち上がる。

「よし、じゃあ再開しますか!」
「おう、何でも来やがれ!」

…このとき交わった視線に、不覚にも"やっぱり好きだなぁ"と感じてしまったことは私だけの秘密だ。


fin.

("嬉しい"なんてゆうキャラじゃねぇよなぁ…俺)



+茅伽様へ!


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