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インナードクターとは
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ヒプノセラピー（催眠療法）では、副人格（サブパーソナリティ）との対話というセラピーを行うことがあります。
潜在意識の中のさまざまな側面を副人格（サブパーソナリティ）として表現し、これとの対話によって問題解決に至る手法です。
インナードクター（内なる医師）とは、このサブパーソナリティの一種なのです。
潜在意識の問題処理能力というものは、きわめて叡智に満ちたものです。
ゆえにインナードクターは叡智に満ちた存在として現れ、相談者の病気の原因について指摘し、その養生方法や最善の治療方法についてまでも具体的に指示してくれることもあります。
現実の医療で治療法の選択に迷っている時など、このインナードクターの声を参考にすることができます。
またイメージ療法として、インナードクターに患部を癒やしてもらうというテクニックもあります。
あくまでもイメージ療法なので、現実の医療の補助としての意味で、本人の自然治癒力を引き出すのに応用されます。
長年、治療を続けているがなかなか改善しない慢性疾患などのその人にとっての最善の養生方法などを知るのにも役立てられます。
はっきりとした原因が医学的検査で判明しなかった疾患や、同じく器質的原因が明らかでない不妊などにも、このセラピーは応用できます。
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