僕らの姫

□責任
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彼女を一晩泊めてあげることに決まったあと、ソファーじゃかわいそうだからとユノヒョンが自分のベッドまで運ぼうとした。

それを見たジェジュンイヒョンが止めに入る。


「大丈夫だよ、このソファー広いし。それに動かしたら起きちゃうよ?」


まぁそうだろうね。


『彼女と一緒に寝たいんじゃないの?(笑)』

「おまえっ、まだ…!」
慌てるユノヒョン。


…冗談だってば。






本当は最初からわかっていた。
ユノヒョンが彼女を抱えて帰ってきたとき、ヒョンのことだから絶対なにかどうにもならない事情があったんだろうな、って。

でもヒョンたちみんな、突然のことに戸惑ってる感じがしたから、僕が冗談を言って場を和ませようとしたんだ。

だって、じゃないと後で必要以上にユノヒョンが自分を責めそうな気がして…




まぁ、もちろん?
ユノヒョンの慌てる姿が、途中からおもしろくなってきたのも事実だけど(笑)
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