僕らの姫

□ユノが拾ってきたもの
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「ユノ!どうしたの!?その子!?」

玄関で出迎えてくれたジェジュンが、大きな目をさらに大きくして驚いている。



ムリもない。
普通ならありえない、この状況。



オレの腕の中には、すっぽりと見たことのない女が収まっていたんだから。



さて、
なんて説明しようか…




『ん、ちょっとな。ごめん、訳は後で話すから。とりあえず、この子中に入れるよ。』

オレの肩に腕を回したまま動かない女を抱えて、リビングへ向かう。
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