ニクス嬢語録
□試合勝利のお言葉
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【ゲボッ！フニクラ様、勝ったんですから、罰はお許しください！！】
＝〉せっかく勝ったのに罰せられてしまう気の毒なニクス嬢。
フニクラ様的にはこれは罰しているのではなく「そういうプレイ」で愛でてるつもりなのだとか。
【炎はすべてを灰にする。あたしの過去も焼き尽くしてくれればいいのに…】
＝〉最高の名台詞。
こんな哀愁溢れる詩的で美しい台詞を言える感性を持つ者は、ｸｲｰﾝｽﾞﾌﾞﾚｲﾄﾞ界には他にいない！
「流浪の戦士冒険記」では作り手が、このお言葉の崇高な理念が理解できなかったのか、軽い感じで使われてしまっており、非常に残念。
やはりこれは、戦いに勝利し、現在の栄華と過去の苦渋に思いを馳せて、ふと呟く感じでなくては。
【てめえにもお母さんがいるんだろう。と、とっとと失せな！】
＝〉敗れて傷付いた対戦相手、そしてその母親にまで思いを馳せている。
自分は貧しくて母親に孝行できず、最期の時でさえ毛布一枚かけてあげることができなかった。
守ってあげられなかった。
でも貴女は…守ってあげて。大切にしてあげて。
そんな切なく優しい想いが溢れている。
ちなみに、本来はもっと優しい感じで言うところだが、ナメられないようにキツい口調を心がけているのはご存じの通り。
【あたしが、女王になったら貴族は根絶やし。あたしを馬鹿にした奴らは、全員火刑だっ！】
＝〉らしくない物騒なお言葉だが、キツい口調を心がけているせいでそう聞こえるだけである。
真意としては
「根絶やし」→貴族という概念を撤廃した民主主義政権を目指している。
「馬鹿にした奴らは火刑」→ニクス嬢の場合は
『ちょっと馬鹿にされたから頃したい』
なんて甘ったれた動機ではない。
ニクス嬢がされてきた仕打ちは、窃盗、強盗、暴行云々、不平等社会だから黙認されてきた「犯罪」である。
それを公平な法のもとに裁こうとしている。