☆Other Novel

□たまには僕も君のために
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「はっぴぃバレンタイン!」




ドドドドドドドドドド

ア「キラぁあー!!!!」
キ「な、なに?アスラン(引)」
ア「なに?じゃない!!お前、俺以外のやつに何て顔見せてるんだ!!」
キ「え、僕なにかした?」
ア「自覚ないのは罪だぞ」
キ「あのね、今日はバレンタインなんだよ?ファンサービスぐらい、いいじゃない」
ア「サービスって、ダメに決まってるだろ!」
キ「なんでアスランに決められなきゃいけないんだよ」
ア「キラは“俺の”だからだ」
キ「…君、よくそんな恥ずかしいこと言えるね」
ア「事実だろ?それはそうとその手に持ってるもの何だ」
キ「見てわかんない?チョコだよ、バレンタインだもん」
ア「俺が言ってるのは誰からのかってことだ」
キ「ラクスがくれたの」
ア「ラクス!?キラ、それ絶対に食べるなよ!?」
キ「は?何で」
ア「彼女なら何を入れるか分ったもんじゃない」
キ「君にはラクスがどんなふうに見えてるわけ?」
ア「魔女」
キ「・・・・・・」
ア「キラが彼女の正体を知らないだけだ」
キ「正体って…君の元婚約者なのにすごい言いようだね」

ア「ところでキラ」
キ「話そらしたね。で、何?」
ア「ないの?」
キ「なにが」
ア「チョコ」
キ「あるじゃんここに」
ア「だから、俺にくれないの?」
キ「僕、男なんだけど」
ア「でも恋人だろ?」
キ「僕は食べるの専門なんだよ」
ア「知ってる」
キ「じゃあいいじゃん」
ア「・・・・・・」


し ――― ん


キ「(うわっすごい落ち込んでるよこの人)」

キ「・・・美味しくないのならあるけど」

ピクッ

キ「べつに君のためじゃないから。作ってみたくなっただけ!」
ア「1人で作ったのか?」
キ「本見ながら、一応」
ア「ちょうだい?(にっこり)」
キ「でも・・・、ほんとに美味しくないよ。甘くないもん」
ア「俺は甘いの苦手だからその方がいい」
キ「後悔しても知らないからね」
ア「してもいいから、ほら」


ア「キラ・・・もしかして練習した?」
キ「僕がそんなことすると思う?」
ア「いや。でも、美味しいよ」
キ「君の舌、麻痺でもしてるんじゃない?」
ア「確かめてみるか?」
キ「けっこうです」

ア「指」
キ「っ!?」
ア「そんなあからさまに隠さなくても」
キ「これはっ…アイロンかけてて火傷したの!」
ア「はいはい、わかったわかった」
キ「〜〜〜〜〜っ」
ア「はははっ」
キ「ちょ、なんで笑ってんの!?」
ア「あ、いや。キラが可愛くて、つい」
キ「・・・なにキミ、粗大ゴミで出されたいの?」
ア「悪かったって(笑)」
キ「アスランなんかにあげるんじゃなかった」
ア「そんなこと言うなよ。ほら、耳貸して?」





ア「ありがとう」





END






☆あとがき☆
・・・自分の文才の無さに絶望した・・・!←
なんかほんと、いろんな人にごめんなさい><;;
今回のキラはツンデレにしたかったんですけど残念!(笑)
それ以前にアスランのキャラがあっちこっちに行って酷過ぎる;;;
こんな駄文にお付き合いくださりありがとうございました!!
    
 

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