shelved stories
□2013-2014
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■宿る情熱のパートB(3)
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「技術だけで言えば1番が武藤、次にお前、その次が伊東っていう数え方になるんだろうけどな」
「恐縮です」
それでも今現在インターフェイスナンバーワンミキサーは伊東なんだ。俺がどうこうと言われる時代はとうに過ぎている。
「福島はラジオはそこそこだけどステージに対応出来るしな。と言うかステージの方が得意だろ?」
「そうですね、やっぱり学校の性質上そうなりました」
「それに、そんなに細い腕で男顔負けの機材運搬をするんだから、ダテじゃないぞ。下手したら伊東よりパワーあるんじゃないか?」
「さすがに男の子とは比べられませんよ」
そう福島さんは謙遜するけど、男でも運ぶのを嫌がるアンプを顔色ひとつ変えずにひょいっと持ち上げて歩いていたのは今でも目に焼きついている。運動部だったのかという話をしたことがあるけど、特にスポーツの経験があるでもなく。
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という感じの分岐じゃないけど、お蔵入りパートがありました。今となってはああ落ち着いてよかったかもしれない。だって収拾つかないもんw
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