shelved stories

□2013-2014
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■ファンフェス後の定例会4名様

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「ねえ圭斗、あの人いつになったら本命の彼氏出来るの?」
「あの人って、誰のことだい?」
「三井大先生」

 定例会後、いつものようにみんなでご飯を食べていたらこれはまたご飯が不味くなりそうな話題だね。何が悲しくて三井のことを話しながらご飯にしなきゃいけないんだい?
 ヒビキが投げたこの爆弾に因縁持ちの伊東がひきつるし、今日はたまたま一緒にいる朝霞君も、いつもそんな話してんのと唖然としている。ヒビキ、もうちょっとオブラートに包んでくれないか。

「彼氏? 彼女じゃなくて。まあ、どっちにしても出来ることはないだろうけど。それがどうしたんだい?」
「ううん、どこで知り合ったか知らないけどアタシの友達が何かあの人とメールしてるっぽくてさ、今度会うんだってー」
「インターフェイスに関係のない人なら彼がいくらやらかそうとも僕には関係ないし好きにして、どうぞ」

 恋バナが大好きでいつもならノリノリな伊東も、アイツまだ懲りてねーのな、と淡々と定食の焼き魚を切る。うん、伊東の方もご飯が少し不味くなっているみたいだね。

「それと三井の本命の彼氏がどうかしたのかい?」
「あの人あんな無節操に女の子に告るのってカムフラージュでしょ? そっちの人って専らの噂だけど。男の子にベタベタしまくるし」
「まあ、確かにウチでもサークル中に男を触りまくってるけど天性の女好きじゃないのかい?」
「でもファンフェスのときだって朝霞クンめっちゃ付きまとわれてたじゃん! 狙われてるんだよ!」
「加賀さんマジでやめて」


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いろいろアカンヤツやと思って書くのをやめた。


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