Long
□昔話B
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「んっ・・・」
レイフォンはゆっくりと目を覚ます。
そして身体を起こして、大きく伸びをする。
そして眠気を払うと隣でまだ寝ている人物を見る。
「ニーナ〜、朝だよ〜」
レイフォンはすやすや寝ているニーナの肩を揺する。
だが、ニーナは軽く唸るだけで起きない。
「起きないなぁ〜
・・じゃあ・・(笑)!」
レイフォンは悪戯の笑みを浮かべる。
そして人差し指でニーナの頬をつっつく。
「先輩の頬っぺた柔らかいなぁ〜」
レイフォンはそれだけではなく、今度は耳を軽く噛む。
「んっ・・・あっ」
ニーナは身体をビクッと震わせる。
レイフォンは最後とばかりにキスをする。
「んっ・・ふっ」
その感触を感じたニーナはパチリと目を開ける。
そして・・・
「・・・んっ?
うわぁぁ!?」
レイフォンの顔が間近にあった事に驚き、顔を赤くさせながら急いで身体を離した。
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