*rosemary* 〜長編〜

□第五夜
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枢はとりあえず保健室に向かった

血まみれの彼女をつれて
いけるところは少なかったから


彼女は思い出してしまっただろう
悲しい記憶をすべて



 クスッ

笑いがこみ上げた
僕にとっては悲しい記憶なんかじゃない


ただ、、、愛しい人との大切な記憶



あの時、君を守る力がほしいと思った
そして、君を失った僕の世界は



しばらくして時を止めた
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