あいさつ


 
官「……」
半「……滅」
小「…ククク」
氏「おい、お前ぇら、これじゃ挨拶にならねぇだろうが」
官「…お初にお目に掛かる、それがし黒田官兵衛と申す」
半「服部半蔵」
小「我が名はこん…ぶっ!(氏康に殴られた)」
官「……(小さな声で)こんぶ…」
氏「風魔、きちんと名を名乗らねぇかっ」
小「ククク、暴力半…ぶっ!(また氏康に殴られた)」
氏「風魔っ!」
小「…風魔小太郎だ、見知りおけ」
半「無様」
小「犬如きに笑われる筋合いはない」
半「こんぶ如きが戯言を抜かすな」
小「っ!うぬ、我を怒らせる気か」
半「元より貴様は気に食わぬ」
官「……(小さな声で)こんぶ…」
氏「おいおい、お前ぇら止さねえか」
小「死ね、死ね、この変態仮面がっ」
半「貴様こそ、なんだその額当ては、忍の足軽仕様かっ」
氏「ちょっとこら暴れるなって、おい、黒田さんよ、ぶつぶつ言ってねぇで止めるの手伝え」
官「如何様に致そうか、 鬼の手で一気に握り潰すが上策か?」
氏「それじゃ俺まで潰れるだろうが」
官「それではいかぬか」
氏「いかんわっ」
官「では、そこをどかれよ」
氏「ちょ、待ておい、」

 ※官兵衛が振り被って鬼の手を呼びだそうとするのを見て、氏康は慌てて仕込杖を構え防戦態勢。
 ※忍二人は互いの仮面と額当てを引っ張って互いをののしるのに余念がない。
 ※と、その時何処からともなく現れた金色の菩薩天女

ねね「くぉらああああああ!喧嘩は止めなさぁぁい!水遁の術〜!」

 ※轟音と共に大量の水が天から溢れ出て、素早く身を妖力で守った官兵衛以外はびしょぬれになった。

小「ね、ねね」
ねね「こら、小太郎、喧嘩しちゃ駄目でしょ、半蔵もっ」
半「め…ぶっ!(ねねに殴られた)」
ねね「だめでしょ?」
半「………はい」
氏「おーねねさんかい、助かったぜ」
ねね「氏康さんごめんねぇ、準備に時間かかっちゃって、この子達扱いにくいでしょ?でも本当はとっても優しい子達だから、嫌いにならないでやって頂戴ねぇ」
氏「あんたに掛かると忍の頭領もかたなしだなぁ」
ねね「あら、官兵衛も居たんだ」
官「奥方殿にはご機嫌麗しく」
ねね「またぁ、堅苦しいモノ言いしてっ!そんなんだからあんたはみんなに誤解されるんだよ」
官「……」
ねね「もう、都合悪くなるとすぐ黙って、悪い子だね!」
氏「まあまあ、これで家の取り扱いキャラは全部出揃ったってわけだな」
ねね「うん、あれ、官兵衛どうしたの髪が乱れてるよ」
官「……」
 
 ※ねね、背伸びをして官兵衛の髪の乱れを直してやる。
 ※すると、小太郎が怒った貌をしてその間にずいと割り込んだ。
 
ねね「?どうしたんだい、小太郎?…あら、後ろ髪の編み込み止めたんだね、おやおや、こんなに乱れて」
小「…ねねの水術のせいだ」
ねね「ごめんねぇ〜耳飾りのふさふさ取れちゃったのもそのせい?って、あれ今度は半蔵?今回はポニーテールなんだね、かわいい」
半「……」
小「我の真似をし…うごっ(半蔵に腹を殴られた)」
ねね「こら、喧嘩しないで」
氏「なんだいなんだい、こりゃねねさん総受けか、このサイト」
半「…無礼っ」
氏「怒るなよっ」
小「氏康、ねねに惚れておるのはその男だけだ、全く子供扱いで相手にはされておらぬがな、くくく」
半「風魔!」
ねね「え、なに?」
半「なんでもないっ」
ねね「あ、え?きゃああ」
官「(ねねを抱き上げ)不逞の輩から奥方殿を守るも臣下の仕事」
ねね「え、ちょ、官兵衛?」
 
 ※すたすたとねねを抱きかかえて歩き去る官兵衛を呆然と見ていた小太郎と半蔵、我に返って慌ててそれを追って行った。
 
氏「や〜れやれ、どうやらこういう傾向らしいぜ、このサイト。 とはいえ男×男も好物らしいがな此処の管理人は、そういうごった煮雑食を覚悟しておいてくれねえと、痛い目みるかもしないから気をつけて閲覧しな。おっと、俺は北条氏康、まあいつまで続くかわからんが、気が向いたら遊びに来てくれや」
 
 
 -----
 ⇒end
 
管理人:どうぞよろしくお願いいたしまするm(__)m



なにかありますれば、どぞ♪



[TOPへ]
[カスタマイズ]

©フォレストページ