□暗闇
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小さな傷なら 大袈裟に言える
でも 傷が大きくなれば なるほどに
人には言えず 笑顔で隠す
限界越えても
気付かないフリして笑う
本当はその暖かな大きな胸に
飛び込んで 思いっ切り
甘えたくて 泣きたくて
僕の中に残る 意地がそれを許さない

頭の中 グチャグチャで何も言えない


人間辞めたくて
もぅ生きていたくない
電車に飛び付こう とか
自転車で車に向かって走ってみよう とか

最近 そんな事ばっかり考えてる

他人に気づいて欲しくて
他人に気づかれて欲しくなくて
一人になると暗くなる
頭に鉛が乗ってるみたいに重い
他人が居ると笑う自分
その瞬間だけは幸せで…
そんな自分が許せないのか切ない

心に刃物が刺さり込んで
痛みだけを自覚する

今の自分に誰も
踏み込んで来ないで
近寄らないで
壊れてしまうから

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