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□君の隣で
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「シカマルー」
俺はいつもの場所で
雲を見ながら寝ていた
目を瞑っていても
その声が誰なのか
すぐわかった
「ねぇー寝てるのー?起きなさーい」
昔ながらの幼なじみで
「私がきてあげたのよー」
勝手で我が儘な女で…
「こんな可愛いーいのちゃんがわざわ…」
「いの?…なんだよ?」
「あーやっと起きたー」
実は結構前から起きていたけど、言うと五月蠅くなりそうなのでやめておこう
「んー別にー」
そう言って俺の隣に横になった
「…は?」
用があったんじゃないのか…
「なんかねーあんたの顔がみたくなっただけよー…」
いいながら寝てしまった
「……ッ///」
隣で俺が真っ赤になってることも知らずに
本当に勝手で我が儘で
俺の好きな女