■物語□
□K 〜君を想い続けた中学校生活〜
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3年生になった。
年度の初めの最初のイベントとクラス発表。
自分の中で友達と一緒になりますように、と精一杯の願いを込めながら。
自分の名前を探した。
1組だった。
ずっと見ていくと友達の名前もあった。
―――・・・良かった。
他のクラスメイトは誰だろう。
そう思ってクラス表を見ていった。
え・・・?
見つけてしまったんだ。
私と同じクラス表の中にある君の名前を。
一瞬世界が止まったと思った。
友達の声も入ってこなかった。
それから始業式や学級活動とかがあった。