ギャングキング夢小説

□【一つ残らず】
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おまけ




情事の後

「ピンコ、プレゼントがあるの」

「プレゼント?」

「…コレ、気に入るか不安だけど…」


私からのプレゼントを無言で受け取り、素早く開けるピンコ

可愛らしい袋の中から出てきたのは



ライオンの絵が彫られたジッポライター


「名無しさん、コレ…」

「か、かっこいいかなって…」

煙草を吸うピンコに

これが似合うかと思った。



ピンコは煙草を一本取り出して

ジッポで火をつける



ピンコの口から吐き出された煙は

ゆっくりと舞ってピンコを包み込む


「ありがとう」


照れくさそうに微笑むピンコに

私は小さくキスをした










チョーカーなんて

屁じゃねぇーや








私は

皆を怖がらせてしまうような

あんたの傷
あんたの髪
あんたの服
あんたの目も


そしてそのチョーカーも




全てを 愛してる




END

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