□歪な愛に誓いの口付けを
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「つばき、つばきの為だけに作らせた最高級の生チョコだ。ほら、この前生チョコが食べたいって言ってただろ?」


「つばきは何が欲しいんや?新しい靴か?化粧品か?つばきの為やったら何でも買うたるよ。」


「つばき、香水変えたか?すっげーいい匂いするな..。あ、前の香水が悪かったとかそういうんじゃなくて、つばきがつけてたらどんな香水だっていい匂いになっちまうんだよ..。」


「ほんっとにつばきは可愛いな..つばき以上の女なんてこの世にいねえよ。」


「つばき、つばき、つばき...愛してる、大好き、大好きだC..。」


「つばき先輩はきっと女神なんですよね。だってこんなに美しい人が俺と言う下等な生物と同じな訳が無いじゃないですか..。」


つばき

つばき

つばき


そう、あたしは可愛い。
愛される為に産まれてきた。
こんなに可愛いんだから愛されて当然でしょ?
この世の全ての男はあたしを愛せばいい。
女なんてあたし一人居ればいいの。
だって可哀想じゃない。
どんなに可愛いともてはやされている子だってあたしの隣に並べばもはやゴミも同然なのよ?
その癖してコソコソと余計なことを口にする。
ゴミはゴミらしく黙ってあたしの足元で朽ちていればいいものを..。

まあ、いい。
あたしは愛される為に産まれてきた。
そしてあたしは死ぬまで愛され続けるのよ。

あら、またあたしのものに手を出そうとしたゴミがいるみたいね..?


 
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