愛と殺意は紙一重

□そ
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これで苦しくはなくなった訳だが、いきなりのことに少し顔を上げてみると、


ビュクッ、ビチャ..ビチャ...


生ぬるい、生臭い、白い。


「え、嘘...。」


ま、ま..さ..か..


「いやー、まりあの口が気持ち良すぎてこんなに早く出ちゃった。」


ツゥーッと、白濁としたモノが重力に従って首を伝っていく。
あたしはあまりのことに呆然と目を見開いたまま固まってしまった。
頭の中もぐちゃちゃでまともに喋れない。(無論、顔面もグチャグチャ。)
だけど幸村はそんなことを知ってか知らずかペラペラと喋り続けている。
「やっぱりまりあは顔射が似合うね」とか、「また興奮してきちゃった、てへ。」など。


「(ああ、幸村ってこんなお喋りなキャラだったっけ。)」


そしてあたしは、全く検討外れなことを考えていた。


「(あれ?今日って何曜だっけ。あー、あのドラマの再放送いつだっけか。あ、新しいシャー芯買わなきゃ。宿題めんどくさいなー。)」


バタッ


「あれ?まりあ?」


ここであたしの意識はブラックアウトしたのであった。




































えす?
  んなのなまぬるい

(頭がパンクしちゃったのかな。)(それにしてもまりあの寝顔、興奮する。)


 
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