□雨の日隠れん坊
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「はあ...やっと行ったよ。」


「誰がじゃ?」


「幸村達がだよ。」


「俺がまだ残ってるぜよ?」


「あ、そっか。さっき仁王居なかったもんねって...仁王ッッ!?!?


「プリッ。」


精市達が居なくなった安堵から気を抜いていたら、まんまとこの変態詐欺師に見つかってしまった。
そのまま戸棚から引きずり出され、腕を掴んだまま強制連行。


「離してよ!!」


「ダメに決まっとるじゃろ?それともここで犯s「お願いします。手を離さないで下さい。」」


いきなり何を言い出すんだこの変態は。


「(はあ、やっぱり変態似非詐欺師だ。...でも、仁王が見つけてくれてちょっと嬉しいなんて思ったのは誰にも内緒。)」


仁王とのデート、どこ行こうか何て考えながらあたしにしては大人しく腕を引かれていった。











































 
雨の日隠れん坊
(ねぇ、仁王。)(何じゃ?)(あたしとのデート楽しみ?)(...まぁそこそこな。)(これが流行りのツンデレかぁ。)


 
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