ノベル
□七人の思い
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〜オマケ〜
「倉田はあの輪に入らなくて良いのか?」
「日野さんこそ。入らないんですか?」
「俺はいわゆるゲストキャラクターって奴だからな。心配は特にしてなかったさ。
でも倉田は“一応主人公”じゃないか。お前こそあそこに加わるべきだろ。」
「嫌だなあ〜日野先輩。あたしに向かって“一応”なんて、そのギャグつまんないですよ〜!
それに、この私にそんな心配無用です!皆のアイドル恵美ちゃんは誰にも負けないですから!」
「…まぁ倉田はPSに比べてアパシーのイメージが強烈過ぎだから、あまり怪奇現象に結び付かないんだよな。
こう言っちゃなんだが、坂上は心霊現象にはめっぽう弱いから、何かこう、『そして恐怖は繰り返す』ってイメージに当てはめやすいというか何と言うか…」
「分かります日野先輩。つまり、やっぱり真の主役は恵美ちゃんしかいない!!と。」
「ははは、一言も言ってないな。」
終