ノベル
□白井先生の実験教室
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日野「よう皆。どうやら丁度話し終わったところだったらしいな。今日は暑い中集まってくれてありがとうな!坂上もご苦労さん!
お礼と言っちゃなんだがジュース買ってきたぜ」
坂上「日野先輩!あ、ありがとうございます」
風間「ちょっとちょっと日野。僕たちは言わばお客様だよ?それなのにお礼がジュースだけなんて随分じゃないの」
日野「…ま、お前ならそう言うと思ったよ。もちろん別の形で礼はさせてもらうさ」
福沢「日野さん太っ腹〜!あたし楽しみにしてますね!」
日野「はは、そんなに対した事は出来ないけどな。ところで清瀬はどうした?」
新堂「あいつなら頭が痛いとかで、話し終わるなりとっとと帰っちまったぜ」
日野「何だそうなのか。そうすると俺の分とあわせて9本買ってきたから1本余るな」
細田「それにしてもあの清瀬さんて人、僕の友達にそっくりだったからつい中野くんって声をかけちゃったんですよ。あはは」
荒井「…細田くん。あなた、もう少し話の腰を折らないよう発言したら如何ですか?」
岩下「何でも良いから早く済ませてちょうだい。あたしは早く終わらせたいんだから」
日野「そうだな。俺もこの後用事があるし…じゃぁ皆好きな飲み物を選んでくれ」
日野「よし、じゃぁ皆今日はお疲れさん!」
「「「「「「「お疲れ様〜!」」」」」」」
福沢「良く冷えてて美味しい〜!」
日野「ああ、実は白髪鬼が中々話の分かる奴でな。さっきまで冷蔵庫で冷やしてもらってたんだ。流石にこの時間までは購買もやってないからな」
坂上「白髪鬼?」
日野「ははは、坂上は一年だから知らないか。その話は今度してやるよ。それじゃあ後は皆で適当にやっててくれ。俺はもう行かないとな…」
岩下「相変わらず忙しそうね。朝比奈くんは今日もお休みなのかしら?」
日野「ああ。まぁ何となるさ。それじゃぁな!」
日野「ふ〜、もうちょっとゆっくりしたかったんだが……ん?おい、倉田じゃないか。どうしたんだこんな時間まで?」
倉田「えへへ、実は今日の集会が気になっちゃって…」
日野「そうだったのか。意欲的で良いじゃないか!坂上は上手くやってくれていたよ。お、そうだ。これ余り物なんだが、良かったら飲んでくれ」
倉田「わ〜ありがとうございます先輩!」
日野「それじゃぁまた明日な」
倉田「はい!お疲れ様です!
……って、何これ青汁ドリンク?…日野先輩ってば一体どんなセンスしてるわけ?」