Pノベル

□笑顔
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俺は坂上を家に呼んだ。

俺に大分気を許してたんだろうな。あいつは喜んでついて来た。

初めはスポーツの話や学校の授業の話、部活やクラスメイトの話なんかを二人でしていた。

楽しそうに笑う坂上を見て、今まで薄々感じていた自分の気持ちが固まったのを感じた。
笑っちまうかもれねぇが、俺は…坂上の事が……

俺は唐突に聞いた。


お前、あいつのことが好きなのか?


坂上は驚いたようにこちらを見た。その内、言葉の意味を理解したのか、段々と顔が赤く染まっていく。
……ほんとに隠し事の出来ねぇ奴だな。


あいつと……荒井と付き合ってんのかよ?


あいつは答えない。その沈黙が答えなんだろう。

気づいたら俺は、坂上を押し倒していた。


驚く坂上の口を俺のそれで塞ぎ、強引に舌を絡めとる。

「!?……ん、ぅっ」

逃げようとする身体を抑え込み、角度を変え、唇を深く貪った。

「…何で…新堂先ぱ……」

永いキスの後、坂上は困惑したような、ショックを受けたような涙目で俺を見た。

俺はその目を見ていられず、沸き上がる衝動のままに、嫌がる坂上の身体を無理やり拓いていった。
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