・企画、記念日・
□キュートな彼氏
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◆X69/甘微微裏/X:ヘタレで十年後
「……何ですか、さっきから」
「何でもねぇ…」
「……??」
先程からジッと見てくるXANXUSに首を傾げるも静かに本を読み始める。そんな骸に今度は、そわそわし出したXANXUS。
「む、骸」
「…何ですか、XANXUS?」
「……昨日は、何の日か知ってるか」
「…………昨日?…リボ●ン4"RED"最終日ですか?」
「そんなリアルネタ聞いてねぇ!!」
「じゃあ、何ですか?」
本当に分からないのか、惚ける様子もなくXANXUSを見つめる骸。そんな骸に舌打ちすると、XANXUSは勢いのまま骸を座っていたソファーに押し倒す
「ちょっ…、XANXUS…?」
「…昨日は、俺の誕生日だ…」
「え…?」
「………テメェには、祝われたかった」
そう小さく呟き、首筋に顔を埋めるXANXUSに思わず笑みを溢した。骸は、そっと髪を撫でると優しく前髪に口付け
「…すみません、知らなくて…。来年は必ずお祝いしますからね…?」
「……」
「だから、あまり拗ねないで下さい、可愛くて苛めちゃいます」
「っ…!!ドカスがっっ…!!//」
機嫌を直したらしいXANXUSが、骸の言葉
に淡く染めるのは頬。そんな反応をするXANXUSに骸は満足げに見上げ
「愛してますよ、XANXUS…」
「…調子乗るんじゃねぇ、餓鬼が…」
「クフフ、そんな餓鬼に百面相してるのは貴方ですよ?」
にっこり微笑む骸に、溜め息吐くと噛み付くように口付けをして黙らせるXANXUS
「んんっ、」
「っ…ふ、」
「んっ……ふぁ、ふ、ざ‥んざす…」
「…お仕置きだ、骸」
そっと離すと頬を赤らめる骸に低く囁き、翌朝まで離されずに散々喰われてしまった。
「骸……愛してる」
翌朝、眠る骸に愛を囁くXANXUSの姿を見たスクアーロが見付かって、XANXUSに打ちのめされたのは内緒だ
(…XANXUS…?)
(起こしたか…?)
(いえ、目が覚めたので…)
[End]
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ちょっと、現パロっぽい雰囲気。十年後のXANXUSと高校生な骸の甘い生活です(笑)
はい、ザン骸です!!初のザン骸です(笑)
すみません、なんか、XANXUSがXANXUSじゃなくなってしまいました(涙)
いや、XANXUSは骸を愛してますよ←
ボス、誕生日おめでとうございます!
苺野
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