・女体化短編・

□まずは、キスから…
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¶1869
(甘微裏)



「まだ…、なんですか?」

「まだ、だね。」

この会話をするのは、何回目だろう、と雲雀は内心呟く。雲雀と骸は、ある日をきっかけにお互い惹かれ合い後に付き合い始めた。それからというもの、骸が雲雀の主な仕事場である応接室に来るのは日常になりつつあった

「まだ、仕事は終わらないんですか?」

「タイミング悪く…、この時期は運動会が近くてね。書類が多くなるんだ」

「あ、そうですか」

「……………」

再び聞かれた雲雀は、やっと書類から顔を上げると自分が入れた紅茶を飲んでいるであろう骸を見れば、近付く行事との忙しくなる仕事との関連性を説明すれば、興味が無いのか拗ねているのか冷めたように短く答えた骸にきょとんっとした


「どうしたの?」

「別に…」

「何か不機嫌そうなんだけど…?」

優しく尋ねれば、短く答えられ、それに不満なのか今度は具体的に尋ねると言うより、問掛ければ「う"っ…」と言葉を濁す骸を見れば、思わず「クスッ」と笑みを溢してしまう

「骸、素直に言いなよ……」

ニヤけそうに頬を必死に抑えれば、出来るだけ優しく告げる。

すると……

「……ですっ」

「え……?」

「ヤキモチ、妬いてるんです!!//」

真っ赤に染まりながら、怒鳴る骸に、雲雀は思わず目を見開いた。そして、そっぽ向く骸を見れば、我に帰り立ち上がると、骸にそっと近付く

「終わったら、君を構うつもりだったのに…。」

「…我慢出来ません」

隣に腰を下ろすと呟いて、己より細い女の子特有の腰を引き寄せて、肩口に顎を乗せて心に秘めていた予定を囁いてやる。すれば、ぷっくりとした桜ん坊色の唇は尖らせて、小さい我が儘を口にした

「もう、骸…」

「なんですか?」

「君って、どれだけ僕をハマらせれば気が済むわけ?」

そう言って、あまり理解していない骸をソファーに押し倒せば、そっと豊かな胸を撫でる。"ピクッ"と小さな反応を示す骸に機嫌を良くした雲雀は

「ちょっ、ひば「ギリギリまで、我慢しようと思ったのに。でも、君…骸は、僕の理性を直ぐに崩す」

そう言いながら、片手は髪を優しく撫でて、空いてる片方はシャツのボタンを器用に外していく。それに焦る骸だが、構ってくれるという行為に対しては嬉しいのか本気では、抵抗出来ないでいた
「骸、良いでしょ?」

「………ヤです」

「…全く…」

シようとする、もういかにも食べて下さいとばかりのシャツから晒させている豊かな胸、太陽にあまり焼けていない白い肌、そしてくびれがなんとも言えない細腰。しかし、無理矢理して嫌われたくない雲雀は

「骸…」

未だに拗ねている恋人の名前を呼ぶと、やっと逸らしていた顔を向けた骸の唇に、優しく己の唇を重ねた

「ンッ……」

不機嫌な表情を浮かべる君に、僕の大好きな笑顔にさせるには

先ずは、キスから


それが、機嫌を治す

一つの方法




⇒⇒⇒
あとがき

鞄の中を整理してたら見付けたルーズリーフに書いてあった作品です(笑)

読んで下さった方、おはようございます、こんにちわ、こんばんわ!!椎葉です。これは、メルマガでは流していないHP限定作品。

少しでも楽しんで頂けたら幸いです;;
下記に、おまけがありますので興味があれば♪感想など随時受け付けてます(笑)




оおまけо


「骸……、何か胸でかくなった?」

「…あの、もう少し言い方がありません?」

「………乳でか「殴りますよ」

「…………おっ「死にたいですか、そんな死にたいですか!!」

「Σグハッ…!!」


情事後、骸にセクハラをしていた雲雀はキレた骸に制裁を食わせられていた



おわり(笑)

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