・企画、記念日・
□お正月だよ2012
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◆2769
可愛すぎる恋人に、今年も不安が尽きません。
「明けましておめでとうございます、綱吉君」
「お、おめでとう、骸…!!//」
「…どうかしました?そんなどもって…」
「え?いや、何て言うか…、何で、振袖…?//(似合いすぎてて目のやり場が…!!)」
「日本のお正月の定番だと奈々さんが着せてくれました。違う、んですか?」
部屋で初詣の準備を終えた俺がリビングへと降りてくと、こたつに入っていた骸が立ち上がり、その姿はテレビのタレントなんかよりも綺麗な振袖姿だった
「ち、ちがくない、……可愛いよ、骸」
「クフフ、ありがとうございます、」
照れたようにはにかんだ骸が物凄い可愛くて、ぎゅっと抱き締めてしまう。と、横からニヤニヤと笑う母さんたちが現れて
「イチャイチャも良いけど、さっさと初詣行ってらっしゃいな?寒くなるから」
「は、はい、行きましょう、綱吉君?」
「う、うん、分かった、行ってきます!」
内心、外の野郎達には骸の可愛い姿は見せたくなかったが、楽しみだっただろう骸を思うと仕方なく神社に向かう
「なぁ、骸」
「なんですか、綱吉君?」
「今年も1年、いっぱい遊んで、イチャ
イチャしような、」
「少しは勉強する努力をしなさい、君は。」
「えー、じゃあ、骸が教えてな?」
歩きながら手を繋いで、ぽつりと呟けば骸は照れ隠しのようにツンっとして返してくる。そんな骸が愛しくて、立ち止まると自分より少し高い骸を引き寄せてキスをした
「っ―‥…、」
「良し、ラブラブで居られるように神社に頼みに行こうか」
「どんな願いですか、それっ…!!」
キスに一瞬固まり真っ赤に染まる骸が嬉しくて、機嫌も上機嫌となった俺は神頼みするべく神社に足早と再び歩き出した
(骸を渡しなよ、小動物)
(嫌ですよ、骸、下がってろ。一分でケリ着ける)
((綱吉君、カッコイイ…!!))
おわり
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明けましておめでとうございます!
地味に更新してく我がホムペを今年もよろしくお願いします!o(`▽´)o
苺野