桃海小説(短)2
□コイビト>トモダチ(恋愛至上主義)
1ページ/1ページ
「あー、桃城。良いトコに!」
「おー!まさやん達。」
お昼休みの廊下、俺は大量のパンを抱えて屋上を目指していた。
「何?」
「あのさー、今から男バスとバスケしに行くんだけど、
お前俺らのチーム入ってくんね?」
男バス、男子バスケ部とよりによってバスケで勝負?
「なんで、バスケ部なんかとバスケすんだよ?」
「いやー話せば長いんだって。入ってくれんよな?」
「俺いまから、腹に食い物ためなきゃねーんだなぁコレが」
わるいけど、また後でな!と俺はまた駆け出した。
後ろから、「あ!ちょっ桃城!」という荒井の声も聞こえたが、俺にはもう関係なかった
が
「海堂も誘おうと思ってんだけどな!!!」
俺の脚は止まる。
まさやんは、続けて
「海堂にも、頼ろうかと思ってんだ。それくらい負けれない試合なんだけど。」
入るよな。
うん、入る。
俺は振り返り、大量のパンを落とした。
2009 9 26
短さは気にしないでくださいな!
短さに、俺の愛、いえいえ 桃城の海堂への愛を感じてください、