桃海小説(短)2

□ちゅーでべいべー
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「に…にげんなぁ!!!」


「こっち来んじゃねぇ!!!ばかー!!!」




今日も今日とて、二人は元気に走ります。





「なに、にゃにやってんの、あの二人」

「うん、なんか桃がさっきから、海堂にしつこくチューしようとしてるの」


「そりゃ、逃げるべなぁ」






理由は分からないがそのトウリである。

俺は今、この大馬鹿のキスから逃げているところだ。



(ちゅ)


「っ!!この!!なんなんだよ!!」



不意に、頬に柔らかさを感じて、振り向きざまに肘で殴る。

コレで今日は何回目だろう。
それに、一目をはばからず

この桃城の態度はなんだ?





「お、海堂がよけるから、ほっぺにやっちゃったじゃねーか」


「殴られたいか」


「んー」



今度は、本当に口にキスを受ける。
俺は一瞬パニックにおちいる。





「も、くそっ!!!!」


俺は、泣きたくなった。


なんだって、こんなところでいちいち、こんな事になって…




「…わ、海堂? ちょ、泣くなって!!!」


「泣いてねー!ボケ!!」




俺は、桃城の腕を振り切ろうとっするが

まだ桃城は、なにかあるようで

離そうとシナイ。




「…お前…いいかげんに…」



「あのさ、海堂。俺、誕生日ちけーだろ?」


「…?」



「海堂、多分 恥ずかしくて、ナンもくれネーだろ?プレゼントとか」


「。」



あ、



「だからさ、今日から俺のBDの間、ずっとさキスさせてもらおうかと思って」






コイツもしかして。
 


余計な気をつかってる?




「海堂もそのほうが…」



ばかだ


「やるよ」







「え。」






なんだ、コイツ、俺がそんなに心狭いと思ってンのか。



好きな奴に、何かしてやりたいとか








「てめーに何かしてやりてぇ、って思うくらいには。
 お前が考えてる以上に、俺は恥ずかしさとか、どうでもいい」



「…か、薫!!!」



桃城はふいに涙目になって、俺に飛びつく。


これはしょうがない、このままにしてやろう。






俺は、なんとなく抱きついてくる桃城の背中に手を回してやった。




「はぁ…お前、無駄に疲れんな」



「な…!いいだろ!可愛い恋人だろ!!!」



「どこが」















「ていうか、こっちの方が恥ずかしいわ、ボケ」










2009 7 14


わー適当すぎる!
後で直す!! 

そして オープンバカップル!!

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