桃海小説(短)2

□全てで君。
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好き とか 愛してるとか。

お前の口からでた言葉 全てが俺を緩ませる。




「桃城?」




名前を呼ばれても、
それが、喧嘩のときであり。


情事であり。




「お前が思ってるより、俺はお前が好きだよ」





俺の言葉で 不機嫌になるお前も。






「そんなんわかんねーだろぅが?…テメーに俺が分かるのか?
 お前に俺がどんだけ…」



「それ のろけだぞ」


「!!!!」









俺は海堂に、死ぬまで一緒にいて欲しいって思ってるんだ。




どっちが先に死ぬんだと思う?





お前が先だったら

俺は、「お疲れ様」っていうから。





俺が先だったら

お前も、俺に「お疲れ様」っていって?












泣いても、笑っても、怒ってもいいよ。


どんな海堂も好きだから。




海堂なら、どんな表情でも。天国にいける





なにより、俺は今は本気だから。


海堂が、俺をなんとも思わなくなっても。
俺は手放す気は無い。





「覚悟しろよ。海堂」






俺は、お前よりしつこいかもしれない。













「おい 馬鹿 なに、泣いてんだ」


「、あ。泣いちゃってた?」


「泣くな、気持ち悪い」


「ひで」







そういいながら、俺の涙を手で拭いてくれるんだから。










女々しくなるのは、止めてやるよ。














「海堂、男らしぃっつーのな」


「男だからな、俺は」




2009 6 26


なんか泣きながら書いてしまった。


単語ってすごいよね

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