桃海小説(短)

□行っちゃ駄目だよボクに決定権はないけれど
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好きだ



そういってからの俺の、世界はいっぺんにして変わった。


変わったのは俺と海堂だけなハズなのだけど





それでも、最近悩むところがあるのです。





「海堂〜。今日いっしょに帰…」

「…悪いな。今日は乾先輩にメニュー貰うんだ(あと自主トレ」

「う…お ぉう!しょうがねーよな」




しょうがないワケがねぇ!!!

あほか!!付き合ってんだろ俺!!!
なに他の男と一緒にいさせるんだー!!!

い…いや。別に海堂がホモってわけじゃねーよ?
でも俺と付き合ってるわけだから。ホモなのか!?

いやいや。
問題はそこじゃねーんだよ!!!


海堂ともっと一緒にいたいってところだ!!!




違う?え?
乾先輩とイさせちゃいけねーのかな。



うん。心配になってくる。



海堂が、


他の奴といるだけで心配にナル。




海堂はいつも一人で。他人となんかつるまないから。
固定して誰かといるのが凄く。




「ちょっとまて海堂!!!」

「あ?」



呼び止めてどうするの?





「あの…さ。海堂?」


「?」





言葉が出てこない。




「あーなんでもねぇや!また明日な!」

「?あぁ。」



海堂とこんな風に。
普通に会話してることだって奇跡じゃないか



呼び止めてどうすんだよ?!



「…っ、大丈夫。俺は。海堂を信じてる」


言い聞かせたって。




駄目なんだよ





「桃城。」


「!なっなんだよ?」




不意に海堂の手が俺の頬に触れる。

きもちーんだよなぁこいつの手。


うん。




「顔。紅いぞ。目も赤い。泣きそうになってる。なんでだ?」


「ウン。」


「目…紅い。」


「お前手冷たい。きもちーよ」



不意に抱きしめたくなった。

「そんなに帰りたかったのか?」

俺が何もいわないと。
海堂はふしゅーとため息をついて


俺の身体をぎゅっと抱きしめた。



「海堂ー」

「お前みてると、こっちが疲れる!」


それでも抱きしめてくれるじゃねーの。
海堂。


「海堂ー。お前可愛いよ。」

「どっちがだ…」


それは俺もかわいーって行ってくれてんのかな?海堂。


「かいど。俺も抱きしめていい?」

「駄目だ」

「なんでだよ」


「もう、行かなきゃねーから」


「ちょっとだけだから」


「駄目だ」


「なんでだよ」


「…なんでもだ」


ふーん、といいながら俺は海堂を抱きしめた


「行かねーの?海堂」

「ばかか てめーっ…」





行きたくなくなるんだって。

俺に抱きしめられると。







そのままでいたくなるんだって。







2009 5、9


桃海の同人誌ください!!誰か!!!
まじで本当にください!!
じゃなきゃ漫画を画像でとってください!!

みせろおおおおおおおおお
あばれるぞおおおおおおおおおおお

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