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□口実
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「チクショー!!もっかいだ、神楽!今度こそお前に勝つ!」

「フフン、何回やっても同じアルヨ。っていうか、3回勝負じゃなかったっけ?」

「うるせェ!俺が勝つまでやんだよ!」

「それじゃいつまでたっても終わらないアル!勝った方がコロッケパン奢るって約束ネ!」

「そんなモン後でいくらでも奢ってやらァ!それよりも女に負けっぱなしじゃ男の沽券に関わるんだよ!オラ、早く手ェ出せって!」

「…ったく、しょうがないアルナー…その代わり今の言葉忘れるなヨ、銀ちゃん。」

「おう。」



「…桂さん、もう銀さんすっかり最初の目的忘れてますね。」

「ああ。しかし、銀時にとってはとんだ大誤算だったようだ。」

「みたいですね。本気で焦ってますよ、アレ。」

「仕方あるまい。まさか惚れた女に力で負ける訳にもいかないだろう。」



「…だァッ!もっかいだ、もっかいィ!!」

「またァ?私もういいかげん飽きてきたネ。」





『神楽、俺と腕相撲しねェか?』


(口実)
 

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