clap
□Which!?
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ここはとある森の中。
「オイ、こっちの方向であってんのか?」
「僕に聞かれてもわかりませんよ…大体銀さんが地図無くすから悪いんでしょうが。」
「ったく、参ったぜ…いい年して迷子かよ…。」
どうやら万事屋の3人は道に迷ってしまったようです。
「おなかすいたアル、銀ちゃん。」
「我慢しろよ。俺だって…って、ん?」
生い茂った草木を掻き分けながら3人が森を突き進んでいくと、しばらくして森が少し開けたような場所が見えてきました。
そこは、木々によって光が遮られていた暗い森の中と違って、明るくてキラキラと光を放っているように見えます。
3人がゆっくりと近づいていくと、そこには小さな泉があって、水面に太陽の光が反射して辺り一帯が輝いて見えていたのでした。