誓った僕ら
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まりはハーハーと息をしながら、そうさけんだ。
いきなりの事だ。
みんな驚いた顔をした。
「どうしたの?まりも?」
「あ……えっと、…あれがこうで、これが…えっと!?」
「落ち着けバカ」
「ぐへっ!?」
まりは悠太に叩かれ、その場にしゃがみこんだ。
しばらくしてから、まりは話し始めた。
「えっと、さっき朱里ちゃんが、子供の声が気になるって言って、4階の関係者用の扉に行ったんだけど………
そこに、新聞に載ってた強盗犯の人がいて…」
「それでどうしたの?」
「そこに拉致された子供助けるからって、その人たちのところに行っちゃった…」
「はぁ!?」
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