誓った僕ら
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「ねーみんなー」
莉子は机の上でダラーっとしながら、みんなを見た。
「……………暇じゃない?」
「なんで?……」
「俺、別に暇じゃねーけど?」
「アンタが、暇じゃなくても私が暇なの?」
「…………………」
「悠太…、本読むのやめろ」
莉子は近くにあった、ティッシュ箱を投げつける。
……が、首をクイっと傾け、簡単に避けた。
「莉子…………」
「なーに、楓?」
「とりあえずさ、その
宿題
の山どうにかしよおうよ」
「……ん?」
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