誓った僕ら

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「何が風紀委員だよ!!!!…一年の癖に!!!!少し、力が強いだけで、俺らに指図すんじゃねーよ!!!!」


二年の男子生徒が、朱里の胸倉を掴んで、怒鳴り散らす。



「だいたい、てめぇら!!!!…………何が、風紀委員だよ!!!、バッカらしい!!!!ただの暴力集団だろ!?」


朱里の胸倉を掴んでいた手をはずし、突き飛ばす。
朱里はもちろん、その場にしりもちをついて倒れた。






「特にてめぇ!!!!!!………てめぇの力は心読むんことだろ!?……気持ちわりぃ…

どうせ、ここにいる全員の心でも読んでるんだろ!?」



朱「っっっ…………」



彼が、そう言うと、周りでは非難の声が。
「あの人、心読むの?」「気持ち悪い……何が楽しいの?」

小声で、彼女を攻めたてる。




「それに、てめぇ!!!!………お前、前の学校で男子生徒の一人、大怪我させたんだろ?

…あっ?もしかして殺しちゃった?」


莉「…はぁ!?何、わけが分からないこと言って…」



大声で言っているのだ。
朱里を非難するとともに、莉子も非難し始めた。











ざわざわ








周りのいる奴は、愚痴を言い始める。

先ほどまでとは、逆転する形で。









二人を追い詰める。





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