不二の独断と偏見による
【百獣夜行大百科】
※この上なく信頼性に欠けてます。


    

〜大正警察活劇〜百獣夜行【たいしょうけいさつかつげき・ひゃくじゅうやこう】

週刊少年ジャンプ特別編集増刊ジャンプtherevolution!に掲載された榊健滋先生の読み切り漫画。
大正時代の帝都を舞台に、獣使警官の竹久九段が浪漫薬をめぐり赤坂家に捕らわれたシーラを救出する物語。


帝國ロマン【ていこくろまん】

薬物である『浪漫薬』を生産する薬物組織。


浪漫薬【ろまんやく】
動物の心臓を使用した合成薬物の総称。

他の薬物より効果が強力で人を大いに狂わせる。鼠種や虎種など、動物の違いにより種類がある。

獣使警官【じゅうしけいかん】
動物を使い浪漫薬を取り締まる特殊犯罪部内の警官。


竹久九段【たけひさくだん】
神田高等師範中学の書生兼獣使警官。

幼い頃四ッ谷警部に連れて行かれた特殊犯罪部の教育施設で動物と親しくなり、動物と気が通じる。
幼い頃浪漫薬の為故郷を失い、その後四ッ谷警部の下で育つ。
鞭の名手で、弾丸の軌道をよんで弾き返せる程の腕前を持つ。

普段は黒い学生服に学生帽でマントを羽織っている。
おそらく、四ッ谷警部と同じ家に住んでいて、四ッ谷警部の世話を一切受け持っている(と思われる…)

よく神田の『喫茶ミルクホール』で紅茶を飲みながら勉強しているよう…

シイラ【しいら】
赤坂家が中国から浪漫薬の為密輸した虎。
しかしあることから九段君に助け出され、今はパートナーとなっている。

薬物の症状のため知能上昇と生体の変異で人間の言葉が話せる。
喉元を撫でられるのに弱いらしく、ゴロゴロ喉を鳴らすが、照れてすぐ怒り出す。
もとは『しいら』と呼ばれていたようだか、九段君の聞き違いから『シーラ』と呼ばれている。
四ッ谷警部からは『金にゃんこ』とも呼ばれている。


四ッ谷外骨【よつやがいこつ】
警視庁の警部で、おそらく特殊犯罪部。
九段くんの被保護者で、以前浪漫薬の捜査で訪れた村で助け出して以来、特殊犯罪部の教育施設に通わせた。

口癖は『おやつ』で、甘党。
細身で長身のくりくりとした巻き毛で、普段から子供のような発言と性格で色々な意味で周囲の注目を集める。
しかしながら、体躯も強く、九段君の獣使の先生でもあることから、動物と気が通じると思われる。


赤坂奇堂【あかさかきどう】
男爵赤坂家当主で恐らく長男。
帝國ロマンの幹部で、上層部に虎種の浪漫薬を献上しようとして、シーラを密輸した。


赤坂武郎【あかさかたけろう】
恐らくは赤坂家次男。
体格がよく、シーラ救出の為に赴いた九段君と四ッ谷警部の前に立ちはだかる。が、しかし初っ端から四ッ谷警部に『逮捕状読めなそう』と言われたり、やりすぎだといわれるほどボコボコにされてしまう。


赤坂龍之介【あかさかりゅうのすけ】

赤坂家の三男で、浪漫薬中毒者。シーラを乗せた車で事故を起こし、密輸計画の発覚につながる。

藪医者【やぶいしゃ】
赤煉瓦第参庁舎特殊犯罪部の医師と思われる男。ちょっとおかま口調で小太り。
名前は確認出来す゛。


警視庁特殊犯罪部【けいしちょうとくしゅはんざいぶ】
九段君達が所属している部署で、主に獣使警官達が集まる。


喫茶ミルクホール【きっさみるくほーる】
神田書生街の一角にある喫茶店。
九段君談によるとここの紅茶を飲むと頭がさえるらしく、紅茶を飲みながら勉強している。
恐らく九段君行きつけのお店。


赤坂邸【あかさかてい】
麻布にある奇堂達の屋敷で、シーラを浪漫薬にしようとした。


警視庁日比谷赤煉瓦第参庁舎特殊犯罪部【ひびやあかれんがだいさんちょうしゃとくしゅはんざいぶ】

特殊犯罪部の本拠地及び中毒者の収容施設。
二階建て以上で仮眠スペースや調理室まであり、動物たちも歩き回っている。
一度赤坂奇堂達による襲撃を受ける。


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