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□楽園の園
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楽園の園




指が奏でる旋律に身をまかせて
空を飛ぼう

羽根は千切れて落ちるかもしれないけど
それでも手を繋いでいれば
きっと怖くはないさ

こんなに素敵な季節なんだもの
二人で墜ちてゆくのだって
嗚呼 素敵でしょう

たとえそこが楽園じゃなかったとしても

波に浮かぶ鳥達がほら
鐘の鳴る時に僕らを祝福するさ
揺らめいて揺らめいて
羽根をおとしたら
切なく響く鳥達の歌声

君にいくつもの幸せが
そう 幸せが降り注ぎますように
君だけは楽園に辿り着けることを
僕は此処からいつまでも祈り続けるから
 
 




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