小説
□僕が持つ障害
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この頃は、玉井の家によく泊まりに行っていた。
母親同士も仲が良く、その機会は少なくは無かった。
玉井晶子はいつも優しく、明るく、誕生日プレゼントも欠かさずくれていた。
いつも笑顔を絶やさず、誰からも好かれる存在。
そんな人だから、よく一緒に笑ってて、
「将来は期待だな。」
とか言われてからかわれたりもした。
今となってはそれさえも懐かしい。
でも実際大人達が見た未来なんて、有り得ない。
けして叶う事は無いなど誰が予想しだろう?
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