ブリーチオンリー♪
□時は春、心は夏
1ページ/3ページ
サァァッと心地の良い風が吹く
いつもの帰り道
桜舞い散る道をルンルン気分で
歩く一護
そんな一護のもとへ
ドカァッ
「いってぇ!おいコラ、ルキアっ!」
一護の頭にルキアの跳び蹴りが
気持ち良いほどにクリティカルヒットする
「ふぬけた顔をするな一護!」
「そんだけで跳び蹴りかよっ!」
「にしても…ここの桜並木はいつ見ても
綺麗だな」
「おいおい、無視はすんなょ」
軽くツッコミをいれる一護をよそに
ルキアは碧い空を見上げる
「この空を、あと何回見れるだろう」
「は?ルキア、なにいってんだ?」
「いや…なんでもない」
そう言ってルキアは一護の手を握る