novel。tears
□線香花火
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『花火しようか。』
「はぃ?」
思いがけない言葉に
あたしは拍子抜けした声をあげた。
今は8月下旬。
夏ももう終わる。
夜も少し肌寒くなってきた
時だった。
「悠介先輩…,いきなりどうしたんですか?笑」
『なんかね,市菜と花火したくなったんだ。笑
嫌かなぁ?』
「嫌じゃないですょ?!
花火したいですっ!!」
…したいけど…,
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