*ｶﾞﾝﾀﾞﾑ00*
□さわって溶かして
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最近眠れない日が続いて、それでも別に平気だって思っていたのに。
今日のミッションの時、一瞬意識が危なくなった。敵艦に撃ったはずのGNバズーカも外してしまった、失態だ。
これではいけない、そう思ってアレルヤに相談すると、飲んだら良く眠れるよって渡された薬。
その白くて小さい粒を２つ程飲んだのが、つい１５分ほど前で。
間違いなくその薬のせいなんだ。
体がおかしい。
すごく、あつい。
*さわって溶かして*
「…何なんだ…一体っ…」
アレルヤに事情を話しに行こうと立ち上がるも、ぐらりと視界が揺らいで倒れてしまう。
熱い息を吐きながらうずくまることしか出来なくて。
体はまったく言うことを聞いてくれない。
「ぁ…くっ…ふぁ…」
中心が徐々に熱を持っていくのが分かる。ずくずくと言い様の無いもどかしさが込み上げる。
おかしい、こんなの…
自分の体が言うことを聞かないなんて、こんなこと初めてで。このまま死んでしまうのかとすら思えた。
ただひたすらもう、この火照る体をどうにかしたかった。
でも…どうすればいいかなんて分からなくて。
生理的な涙が頬を伝い床を濡らしても、その雫を見つめながら小さく喘ぐことしか出来なかった。