*ガンダム00*

□そんなふたり
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恥ずかしいから明かりは点けないでなんて、可愛いことを言われたのがちょうど2時間程前で。

今となってはすっかり目も慣れてきたし、ほんのり赤く色付いた裸体を見下ろす。
この体、もっと気持ち良いって言わせたい。


*そんなふたり*



「な、アレルヤ…も一回だけ」

「や、僕、もう…だめ、おかしく…なっちゃう」

組み敷いて見下ろすと、上目遣いでそろりと見上げてくるアレルヤが可愛くて。
ついつい意地悪してしまいたくなる。

「だってさ、俺まだイってないし…なっ?」

「だ、駄目…み、ミッションが…んぁ!!」

喋ってる途中でわざと突き上げたら、アレルヤが一際大きな声で喘いだ。

「ん、良い声…ほらもっと聞かせろって」

「んぁ!だめ…だめっ…ふぁっ…」

駄目なんて言われても可愛いだけだから。ちっとも止まんないから。
ぐいっと足首を掴んでいっそう繋がりを深くしたら、アレルヤが頬を赤らめて首を振る。

「ほら、丸見え、アレルヤと繋がってるとこ」

「やぁ…やだっ!恥ずかしいっ…そんな…っ」

繋がってる部分を隠そうと伸びてきたアレルヤの手を掴んで、アレルヤ自身に絡める。

「ほら、触ってみ…こんななってる、アレルヤ」

「んっ…ふぁ…ぁ…やぁ…また…」

「こんな出したのにまだ出るの、なぁ?」

アレルヤの腹の上に散らばったものを手にとってぺろりと舐める。
彼が出した、白濁を。
するとアレルヤの顔がいっそう赤くなった。
気分を良くした俺は、それをぬるり、とわざと彼の腹に延ばしてみたりして。

「これ出したの、誰?」

あ、やばい俺…おやじくさいかも?
でもアレルヤが悪い、絶対。

「も…やだっ…」

ぽろぽろと涙を流して弱々しく首を振るアレルヤ。
あー…またやってしまった。
いつもしまいには泣かせてしまう。

「ぁー…ごめんアレルヤ」

頭を撫でて頬にそっとキスをする。
あんまりいじめて嫌われるのも嫌だし。

それに…そろそろやばい気がするし、色々と。

「あっぁ…も、もう…んぁ…っっ!!」

腰を掴んで激しく打ち付ける。
すると、アレルヤの後頭部らへんからぷつん、という音がした…ような気がした。


「んっ…ゃ…やめっ…やめ…ろ…っつってんだろうがぁああ!!」


あー…遅かった…


「…あー、ハレルヤ出ちゃった?」

「あ、出ちゃった?じゃねぇよ!さっさと終わりやがれこの絶倫野郎っ!!」

そう、怒りでプルプルしてるこいつは紛れも無くアレルヤの片割れで。
アレルヤをいじめすぎると、たま〜に出てくる、こいつ。


「なぁ、もちょっと、我慢して…気持ちいいだろ?ハレルヤだって」

「あぁ!?ンだと、このっ…くりくり頭!」

ハレルヤ…くりくり頭って…ちょっとショックだし。

「ぁー…分かったよ…」

「分かったらさっさと…ふぁっ!!」

「うん分かった、もう一回だけで終わらすし」

「んなっ!?…ぁ!!やっ…やめっ!ふぁ…っぁ!!」

ぎゃんぎゃん言ってるハレルヤにお構い無しで律動を再開させる。
ハレルヤのツンツンも、これはこれで可愛かったりする。

「ぁ…馬鹿っ…ぁ…っあああ!!」

ふたりでひとつの愛おしい体。
どくりと熱を吐き出した時、小さく俺の名前を呼んでくれたのはどっちの彼だったのかな、なんて。

「好きだよ、ふたりとも、大好き」

そんなこんなでふたり…否、3人は今日も仲良しなのです。




*END*

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