*涼宮ハルヒ*
□さようならのかわりに
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毎回のように出現する閉鎖空間
神人
それらを消滅させる日々
退屈だった。
ただ少し、退屈を凌ぎたかった。
それだけだ、と。そう自分に言い聞かせた。
これが最後だから…
**さようならのかわりに**
彼の腕をとり、力任せに壁に押し付ける。
「痛っ…こいず……何す……んっぅ」
無理矢理口付ける。驚き抵抗する彼を無視して、やわらかい口内に舌を入れる。
噛み付くようなキス
「っ……ぁ…っん」
ぴちゃ、という卑猥な音と共に、舌が絡まり、離れる。
神の機嫌を、憂鬱を、喜びを、そのすべてを左右する鍵となる人物。その人と今僕はキスをしている。
舌を絡ませ、彼を感じさせている。
あぁ、ぞくぞくする。