D.Nover再録
□NO.2
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『デート30分前』
ドキドキ!
こんにちは皆さん、沢田綱吉です!
今から俺はデートです!
相手はもちろんヒバリさんです!
実はこないだ週末にデートしよっかといきなり誘われました。
最近忙しくてなかなか遊びにいけなかった久しぶりにお出かけなんで楽しみ♪
今の時刻は1時30分
待ち合わせは駅前に2時
ワクワクしすぎて早くきすぎました…
「ハハハ、なにやってんの俺。」
って言いながら顔がニヤけてしまいます。
でも、さっきから心拍数が上がりっぱなしで、こんなんでヒバリさんに会って大丈夫でしょか…
まぁ、それはおいておいて。
今日はヒバリさんの私服が見れますよ!
普段ほぼ制服なヒバリさんの私服は貴重です!
しかもあの人は何着ても似合うのでいつもやられます。(ハハ、何にって感じですよね。
って、そう思えば俺の格好は大丈夫だろうか…
今日は暑かったので、膝下までの紺色のズボンに半袖のオレンジパーカーです。
あと、暑いからと母さんか貸してくれた帽子をかぶってます。
…ちょっと全体的に女の子っぽかったかな?
まぁいいや。
って気付いたらあと15分で2時です!
わぁ〜ドキドキ!
「綱吉。」
「ってわぁ!!!ヒバリさん!!」
「ごめん待ってた?」
「い、いいえっ!!全然!今来たとこですよ〜」
ビックリした!しかも今の会話恋人っぽい!
「そう、よかった。」
「って、ヒバリさんこそ15分前なのに。」
「15分前に来ちゃいけない?しかもそれを言うなら君もだろ。」
「ハハハ、そうですね!それにしてもヒバリさん…」
「ん?」
「カッコいい…」
「君は可愛いね。」
「へぇッ!///そんなこと…///」
「フフッ。綱吉顔真っ赤。」
「ヒ、ヒバリさんがいけないんですからね!」
「ハイハイ。じゃぁ早く行こう。」
そう言ってヒバリさんは何事もないかのように手を繋いでくれました。
「(わぁぁ///)そ、そういえば、今日は何処に?」
「ヒミツ。」
っと言うわけですが、これからデート行ってきます。
―――
――――
二人がデートに行く場所はご想像にお任せします。
ヒバリさんと付き合い始めてから、女の子っぽい服が増えた綱吉。