D.Nover再録

□NO.3
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【痴話喧嘩】


「ヒバリさんのバカ―!!!」

「何君…」

「バカバカバカ―!!!」

「ちょっといい加減にしなよ。だいたいなんで僕が――」

「ふんっ!」

「………綱吉。」

「にらみ付けても恐くないですよ!!!」

「……ふ〜んそう言う事言うの。」

「いーっだ!ヒバリさんの節操無し!!!」

「(プツン…)」

「何時でもどこでも俺を押し倒そうして!俺は散々嫌だって言ってるの―――」

ドサッ





「…………………あの、さっきの話聞いてました?」

「うん、一応」

「じゃぁ、なんで今ヒバリさんは俺をソファーに押し付けて、俺の上に跨っているのですか?」

「君があまりにも聞き捨てならない事を言うからね、お仕置が必要かと。」

素晴らしく綺麗に弧を描かれた口元が恐い…

そのまま雲雀の顔が綱吉に近付いていく、が。

「っ!……綱吉。何この手は」

「今日は流されませんよ!」

「無断な抵抗はやめなよ」

「無断ってそんな!このまま流される癖がついたら、今日見たいな事になるでしょ!」

「それは君があの駄犬建ちを庇うからだろ」

「だからってクラスでキスしなくてもいいじゃないですか!」

「君を誰の物かって分からせようと思ってね」

「俺は物じゃありません!」

「・・・・綱吉いい加減に・・・」

「俺はヒバリさんの恋人です!」

「―――っ!!!」

「俺・・・ヒバリさんの事好きなんです。でも、人前でやっぱりそう言う事をするのはやっぱり嫌だ」

「………」

「たまには俺の言う事も聞いて下さいよ」

「………分かった。でもこのままこの状態を放置ってのは無しね」

「へっ、って!ちょっとっ」

「君が悪い。」

「ええー!!!」



聞いて下さいの時の思わず上目遣いをした綱吉はやっぱり今日も流されるのだった。













痴話喧嘩じゃないですね。
ただのバカップル。懐かしい。

あの時はネタが思いつかなくて友達にネタを求めた所でてきたネタですが、結局こんなことになりました


実を言えば、教室で雲雀さんがキスしたのも嫉妬&綱吉が可愛かったから(今更なにいってんだ…
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