時空を越えた戦士達
□第一章
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四人は、森の中で倒れていた。
『着いたか。』
〈森…ですね。〉
〔結構遠いけど人の気配もあるな。〕
[人じゃない気配もあるけどね。]
その時10体の悪魔が現れた。
「なかなかいい力だなお前ら。」
『悪魔か…』
〔よっしゃ戦える!〕
〈能力もわからないのに突っ込まないでくださいね。〉
[バ〜トル、バトル!]
「なんだこいつら。」
『お前ら、一撃で決めるぞ。』
〈〔[了解!〉〕]
『氷雨!』
〈炎龍弾!〉
〔岩破拳!〕
[鎌鼬!]
「うわぁ!」
悪魔は、一瞬にしていなくなった。
〔弱っ!〕
[準備運動にもならないよ。]
〈誰か近づいて来ますね。〉
『厄介は、ゴメンだ。武器を転移させて横になれ。』
四人は、武器を転移魔法で異次元に飛ばし悪魔に襲われ倒れていたふりをした。
「龍宮、これは。」
「悪魔の気配もない。ただ四人の男が倒れている。」
「あ、あの〜。」
『う、ここは?』
(うわぁ龍夜のやつ芝居くせぇ。)
「麻帆良学園だ。」
『麻帆良学園?あ、おいお前ら起きろ。』
〈龍夜、ここ何処ですか?〉
『麻帆良学園らしい。』
[へ〜。]
〔あんたら誰。〕
「人に聞く前に自分達が名乗ったらどうだ。」
〔俺は、玄崎 武。〕
[僕は、白石 虎徹よろしくね。]
〈私は、朱羽 雀乃です。〉
『青井 龍夜だ。』
「桜咲 刹那だ。」
「龍宮 真名。」
(殺気出しまくりだな。)
「貴様らここに何しにきた。」
『……迷った。』
「「迷った……」」
しばらく沈黙が続いた。
「ふざけてるのか。ヤ」
真名が銃を龍夜に向けた。
[ふざけてないよ。龍夜の猫追っかけてたら迷っちゃって。]
(ナイス虎徹!N)
「敵意は、無いみたいだな。」
「気も感じられないしな。」
「後は、学園長の判断だな。」
「そうだな。」
「ついて来い。」
六人は、学園長室に向かった。