本@

□待ち合わせ
1ページ/4ページ

「あれっ? あれは花ちゃん?男の子に…誘われているの?」

初風が、向かいのオープンカフェにいる花總を見つけた。

「えっ!コムちゃん…ちょっと…待って」

その様子を見た朝海はまっすぐ花總の処に急いだ。

「いいじゃないですか。さっきから1人なんだし、君みたいな可愛い子を待たす友達なんて」
「放っておいて僕らと遊ぼう。」
「いいえ。もう友人が来ますので…困ります。」

ハナはホトホト困っていた。断っても、断っても大学生の男の子達は誘ってくる。

「だいちゃん。ごめんね。待った?」

朝海はハナに声をかけた。

「あっ!コムチャン」
ハナは吃驚して次の瞬間ホッとした。
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ